ヨガは靴や靴下を履かずに素足で行います。ヨガを始めてしばらく経つと、自然とスタジオ内の周りの方の足先が目に入ります。見比べてみると、自分の足の指は丸まっていて、周りの方の指先と形が少し違います。気になって調べてみると、この足の指が丸まっているのは、「かがみ指」というもので、中度であれば自分で改善できるようです。
今回は、この「かがみ指」に関して、その原因と改善方法についてまとめましたので報告します!
かがみ指とは
かがみ指とは、力をいれてない状態でも普段から足指のまん中の関節が曲がった状態をさします。「かがみ指」は、他にも「屈指症(くっししょう)」「ハンマートウ」とも呼ばれます。
かがみ指の人は、関節が曲がっていることで関節上部が靴に擦れて、タコや角質ができます。この角質が硬くなり過ぎると、靴を履いただけでも靴の生地に当たって痛みがでてきます。
かがみ指の原因
かがみ指の主な原因は「靴」に起因しています。
実際の自分のサイズより靴が小さすぎる
足の指を曲げて靴をはいてしまい、足指の筋肉が収縮してかがみ指になる。
実際の自分のサイズより靴が大きすぎる
足が靴の中で動いてしまい、足指を過度に緊張させてしまいかがみ指になる。
ヒールが高い靴を頻繁に履いている
ヒールが高いと、足が前に滑りやすく足指が緊張してしまい、かがみ指になる。
サンダルやスリッパなど足を入れる部分がゆるい靴を頻繁に履いている
脱げないようにするため、足指の屈筋に無意識に力が入り緊張させて、かがみ指になる。
かがみ指の判別方法
立ちの姿勢で足指の3つ状態を確認します。
① 足指が曲がっていて自分の力で伸ばすことができない
② 足指が曲がっていてタコができている
③ 親指以外の指の爪が上から見えない。あるいは見えにくい
上記にあてはまる場合は、かがみ指の可能性が高いです
また、足指が曲がっていても、自分の足の力で足指をまっすぐ伸ばせる人はかがみ指でも軽度な状態です。自分の足の力で伸ばせない人でも、手を使って足指をまっすぐ伸ばすことができれば改善する可能性があります。
かがみ指の改善方法
時間はかかりますが、かがみ指は以下の4つのポインで改善に向かいます。
* 自分の足に合った靴を履く
* 足の指をしっかり伸ばして歩く
* 足指を手指で伸ばすなどのストレッチを行う
* 自宅ではスリッパを履かず、五本指の靴下や素足で過ごす
かがみ指は、手指で曲がった足指伸ばそうとしてもまっすぐに伸びない場合は、重度であり自身での改善は難しいようです。そうなってしまう前に、自身で少しずつ改善していきましょう☆
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