ダイエットを目的としてホットヨガを始める場合、消費カロリーはどのくらいなのか気になりますよね。ホットヨガは常温のヨガと違い「高温多湿」の環境の中で行うので、ヨガの中で最もカロリーを消費します。「高温多湿」の環境は、体を温めたり代謝を上げたりするので効率的にカロリー消費できるのです。
ホットヨガ1時間(60分)の消費カロリーは?
ホットヨガ1時間(60分)の消費カロリーは、レッスンの内容や体重にもよりますが、平均300~350 kcalの消費とされています。「高温多湿」の環境下で行うホットヨガは、特に激しい動きはしなくても、ある程度のカロリーを消費できます。
運動の消費カロリー 1日300kcal を推奨(厚生労働省)
厚生労働省では、1日あたり約300kcal以上のカロリーを消費することを推奨しています。300kcalというのは、1万歩に相当しますので、厚生労働省は「1日1万歩」の歩数を理想としているのです。
1日300kcalを消費することは、ダイエットのみでなく、健康面からも効果があることがわかっています。
ホットヨガと別の運動で消費できるカロリー
ホットヨガと別の運動をした時の、1時間あたりの消費カロリーを表にまとめました。
体重や筋肉量、どのくらい負荷をかけるかなどによってばらつきはありますが、およそ下記のとおりです。
ホットヨガ | 300 ~ 350 kcal |
常温ヨガ | 190 ~ 200 kcal |
ウォーキング | 130 ~ 150 kcal |
水中ウォーキング | 250 ~ 300 kcal |
ボクササイズ | 330 ~ 450 kcal |
ジョギング | 400 ~ 600 kcal |
スイミング | 400 ~ 600 kcal |
ホットヨガは激しい運動ではないのに、300~350 kcal 消費します。高温多湿な空間で行うので効率的にダイエットできるため、運動が苦手な人にもおすすめです。
ホットヨガの消費カロリーに相当する食事量
ホットヨガを1時間することで消費できる 300-350 kcal と、同程度の含有カロリーを持つ食べ物や飲み物を表にまとめました。味付けや量などによって多少の変動はありますが、およそ下記のとおりです。
ビール 350cc 2本 | 300 kcal |
フライドポテト S | 250 kcal |
たこやき | 270 kcal |
ごはん 200g | 335 kcal |
食パン 6枚切り 2枚 | 320 kcal |
ハンバーガー | 300 kcal |
ミックスサンドイッチ | 350 kcal |
レアチーズケーキ | 300 kcal |
ホットヨガで効果的に消費カロリーを上げる3つの方法
ホットヨガで消費カロリーを増やすことで身体についた余分な脂肪を減らすことができます。
そこで、効果的に消費カロリーを上げる方法を3つ紹介します。
強度の高いレッスンを中心に受ける
ホットヨガの上級者クラスでは、身体に負荷のかかるレベルの高いポーズをすることになるので、自然とインナーマッスルへの働きかけが強くなります。そのため消費カロリーが高くなり、ダイエット効果も期待できます。また、呼吸をしっかり丁寧に行うことで、血流の酸素が増えて痩せやすくなるだけでなく、関節や筋肉がほぐれて柔軟になることでヨガのポーズをダイナミックに取れるようになります。動きが大きいほど消費カロリーは高くなるので、呼吸を意識して行うことも重要です。
週3回以上のペースでレッスンに参加する
ホットヨガに通うなら週3以上が望ましいです。なぜなら、ホットヨガを週に3回以上継続することで、体の代謝がアップして痩せやすくなるからです。基礎代謝が上がるとホットヨガを行っていない時間であっても消費するカロリーは高くなります。また、週3回以上通うことでホットヨガが習慣となり、それによって普段から自分の身体を意識して食事や睡眠、運動などと向き合うことができます。体の変化が感じられやすくなり、モチベーションも上がります。
発汗作用を促進させるバームを使う
レッスンに参加する前に発汗を促進させるバームを塗ると、皮膚に薄い皮膜が作られ、血行を良くしてさらに発汗を促すとされています。発汗バームには、身体の新陳代謝を上げダイエット効果を期待することができます。専用バームが見つからない場合は、乾燥予防用のボディクリームで代用することもできます。ただし、香りが強いと周囲の方に迷惑をかけることになるので注意が必要です。
まとめ
ホットヨガがダイエットに効果的なのは、高温多湿の環境で思い切り発汗することができるからです。その環境でヨガを続けることで代謝はどんどん上がり、脂肪が燃焼されやすい体に変わっていきます☆
ダイエットは続けられない人が多いですが、ホットヨガは激しい運動ではないため、楽しみながら気軽に継続できます。特に、体力に自信がない方や運動が苦手な方におススメです♪
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