「ヨガはいい」とはよく聞く言葉ですが、実際どんな効果があるのでしょうか？今回、「日本のヨガマーケット調査」の調査結果から、ヨガをはじめたことで得られた効果についてまとめましたのでレポートします。
ヨガで得られた効果の調査結果
ヨガによって得られた効果で高かったもの10コを下記に順に記載します。
1、体が柔らかくなった （女性：43.9％、男性：39.4％）
2、代謝がよくなった （女性：36.4％、男性：26.0％）
3、肩こり・冷え性・便秘など身体の不調が改善した （女性：33.2％、男性：22.1％）
4、ストレスが解消された・気持ちが穏やかになった （女性：26.2％、男性：25.0％）
5、筋力がついた （女性：25.7％、男性：20.2％）
6、姿勢がよくなった （女性：21.9％、男性：23.1％）
7、よく眠れるようになった （女性：21.9％、男性：22.1％）
8、体力がついた （女性：15.5％、男性：21.2％）
9、集中力が高まった・やる気が出るようなった （女性：10.7％、男性：19.2％）
10、病気やケガをしにくくなった （女性：7.0％、男性：13.5％）
ヨガによって得られた効果で最も高かったのは「体が柔らかくなった」でした。確かに、ヨガを始めてから「体が柔らかくなった！」という声はよく聞きます。「体が硬いけど大丈夫？」と心配に思っている方にもこの調査結果から「体が硬くてもヨガで柔らかくなります！」と言えそうです。
ヨガをするとなぜ体が柔らかくなるのか
では、「ヨガをするとなぜ体が柔らかくなるのか」ですが、それは、柔軟性をつけるのに必要な筋肉の動き（伸びる動き、緩める動き、縮める動き）がヨガの動きと同じだからです。また、ヨガの呼吸によりリラックスできる点も柔軟性を高める要素になります。ヨガは呼吸に合わせてポーズを展開していくので、 深いリラックス感が得られ、緊張も解けていきます 。無理やり体を伸ばしても柔軟性はつきません。まず、体を動かす前に、リラックスできる環境を整えることが重要なのです。
柔軟性をつけるメリット
ヨガジャーナル日本版調査のヨガによって得られた効果の中で「体が柔らかくなった」以外にも「代謝がよくなった」「肩こり・冷え性・便秘など体の不調が改善」「病気やケガをしにくくなった」などもヨガで得られた効果として挙げられています。実際、このような効果は柔軟性をつけることででてくる効果でもあります。
代謝がよくなった
基礎代謝が上がり血流が良くなることで、冷え性の改善や、肌がきれいになったり、太りにくくなったりします。特に、ダイエットを考えている方は まず基礎代謝を上げることが必要です。特に股関節周りが硬いと、リンパや血液の流れが悪くなり、なかなか痩せなくなってしまいます。
肩こり・冷え性・便秘など身体の不調が改善
悩まれる方が多い肩こりは、過剰な負担がかかり筋肉が硬くなってしまうことで起こるものです。体が柔らかくなると、 可動域が広がって筋肉が緩むので、肩こりを防いでくれます。
病気やケガをしにくくなった
柔軟性があると、ケガのリスクが下がります。とっさに無理のある体勢になっても、 広い可動域と柔らかい筋肉によりリカバリーしやすくなります 。
まとめ
今回の「ヨガジャーナル日本版調査」から、実際にヨガによって得られた効果がわかってきました。「体が柔らかくなった」「筋力がついた」などの身体的変化、健康面でのメリットのほか、「集中力が高まった・やる気が出るようなった」など「精神面でのメリット」も実感されていることが今回の調査でわかってきています。
ヨガで起こる精神面での効果としては、ストレス軽減/リラックス効果、イライラしにくくなる、セルフマネジメントができるようになる、満たされた気持ちになるなどが挙げられます。
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