ヨガのレッスンの最後に、たいてい行われる「シャバーサナ」屍(しかばね)のポーズがあります。これは、ただ仰向けになって何もしないポーズです。
私は先日、「シャバーサナ」の最中に気持ちよくなり、うっかり寝落ちをしてしまいました。
普段は「シャバーサナ」の最中も意識がしっかりあるのに、なぜ「寝落ち」をしてしまったのか、疑問に思いましたので、今回、「シャバーサナの最中の寝落ち」と「シャバーサナ」ついてレポートします☆
シャバーサナで寝落ちをしてしまう人は注意が必要!
シャバーサナに入ったとたん、寝落ちをしてしまう人は、それは「疲れが溜まっている証拠」のようです。ヨガでの疲れでなく、日常のルーティーンで溜まる疲れです。走ったりヨガをしたりと身体を使ったときに感じる疲れは分かりやすく、仕事や家事といった日常のルーティーンで溜まる疲れは認識しにくいようです。自身で、しっかりと自分の身体の声を聞き、疲労に気づき、積極的なリカバリーが必要になります。
シャバーサナとは
「シャバーサナ」は、床に仰向けになるだけで、難しいポイントや注意点はないのですが、効果的に行うためには、下記の2つが重要なポイントになります。
重力に身を任せる
身体を動かさないように意識するのではなく、全身の筋肉の力を抜き、重力に身を任せるようにする事がポイントです。全身の力を抜いて呼吸をする事で、交感神経の働きが低下し、副交感神経が活性化します。これにより、シャバーサナによって効果的に心身の疲れを取る事ができます。
意識をクリアにする
シャバーサナは、意識の力で感情のコントロールを行い、心の平安を保つ事ができるようになるポーズです。考え事があったり感情が打ち消せなかったりする場合は、呼吸に集中することで意識をクリアにしていきます。
シャバーサナのやり方
1、仰向けになります。
2、足は伸ばし腰幅に開きます。
3、脇の下ににぎりこぶし一つ分のスペースを空けます。
4、手のひらは上向きにして肩を床に降ろします。
5、目を閉じ、自然呼吸で体の重みを感じます。
シャバーサナの効果
リラックス
ストレス軽減
安眠
疲労の緩和
頭痛、眼精疲労の緩和
月経トラブルの緩和
完全なシャバーサナは、15分程度で睡眠の2〜3時間に匹敵する疲労回復効果があると言われています。
まとめ
疲れは、休息を促す大事なサインです。私のようにシャバーサナの最中に寝落ちをしてしまう人は、それはヨガでの疲れでなく、日常のルーティーンで溜まる疲れなのかもしれません。そういえば、そのころ電車の中でも寝落ちをしてしまっていたように思います、、、
シャバーサナというポーズの中で、「見えない疲労に気付き」、「身体の声を聞く」ことはとても重要ですね♪
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